南アルプス中央部縦走'06
◆農鳥・間ノ岳・塩見・蝙蝠尾根◆
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◆◆ 2日目◆◆
8/13:
T.S
04:50
〜大門沢下降点
08:10/08:15
〜広河内岳
08:35
〜大門沢下降点
09:10/09:20
〜農鳥岳
10:00/10:20
〜西農鳥岳
11:00/11:10
〜農鳥小屋
11:40
(幕)
(
行動時間 6h50 ※休憩込
)
3時半過ぎ起床。お湯沸かして、昨日のうちにもどしておいたアルファ米とスープの
朝食。ココアなど飲みながらのんびりしてたら4時半近くになった。周りのテントは
全然動く気配なし。しかたないので、一番に撤収開始。でも、近くにテントはってた
お兄さんに先を越されて(@_@;)2番手で出発。
出発してまもなく空が明るくなった
沢の音を聞きながら樹林帯の中を歩く。南アらしい森は深くて静か。
1人で歩くのは心細いけど、道はしっかりしている。途中、「ここでドコモの携帯は
電波が入ります」の看板があったので休憩がてら天気予報をチェック。
最初は樹林帯の中をぐんぐん登る
だんだん背の低い木が多くなって・・・
ハイマツ帯の中をジグザグに登る。ちょっとバテ気味。
すれちがう人に「もう少しだよ」と励まされつつも1本とったり・・・。
そしてようやく大門沢下降点に到着〜。 下降点(分岐)にザックをおいて広河内岳
見覚えのある鐘が目に入ったときは をピストン。大きなアップダウンもなく
「やっと稜線だー!」って嬉しかった。 広河内岳まではすぐ。オススメ!
ほぼ10年くらい前に農鳥岳に行ったとき、小屋のオヤジに「広河内岳は良い山だぞ!」
「時間があったら寄ってみろ!」と言われつつも、ガスガスでなんも見えなかったので
そのまま奈良田に降りてしまったことが心残りだった。
今回は、憧れの縦走路の「白峰南嶺」の偵察もかねて、広河内岳までいってみた。
広河内岳 広河内岳山頂。向こうは蝙蝠尾根方面
広河内岳からみた白峰南嶺 広河内岳からみた農鳥岳方面
憧れの縦走路(といっても藪道) これからあの山(農鳥)を越えて
いつか絶対行くどー! 農鳥小屋のテン場に向います。
ピストンから戻り、再び重いザックを背負って農鳥岳方面に行く。
2重稜線ちっくな窪地のある広めの尾根をテクテク歩いていくと、案外楽に
農鳥岳山頂に到着。奈良田方面からだと、農鳥岳はわりとあっさりだけど、
そこから西農鳥岳に行く道が、ちょっとした岩場の通過もあって、「山登り!」
って雰囲気が味わえるかも。
農鳥岳からみた間ノ岳(中央)と、 農鳥岳から西農鳥に向う道
北岳(右側の三角の山)
西農鳥あたりから見た間ノ岳 正面に塩見が見える。
眼下には農鳥小屋の赤い屋根 あの山頂にたてるのは明後日かな〜。
もみえる。見えるけど遠いんだよね(^-^;
西農鳥方面からみた農鳥岳
南アは北アほどの華やかさはないけど、
それなりにお花はたくさん咲いてましたよ〜。
ジグザグ+小石ジャリジャリの道をじぐざぐ歩いて農鳥小屋に到着。
いたいた!強面の管理人オヤジが。うわー、10年たっても変わってないなー。
オヤジは、コース選択(農鳥泊にするか大門沢まで行くか)を迷ってたパー
ティーに「迷ってる時間は無い。昨日は13時過ぎから雷雨になったんだ」と
檄を飛ばしていた。言い方はぶっきらぼうだが、こんなふうに安全登山を啓蒙
する農鳥小屋のオヤジは嫌いじゃない。 広河内岳もオヤジが勧めてくれなか
ったら興味ももたなかっただろうし。
ほうぼうでオヤジの悪口を目にするが、幸いなことに私自身は理不尽なことを
言われたことがまだないんだよね〜。
それどころかテントの受付をしてたら、雷の怖さを説きはじめ、「今日も雷雨になる
かもしれない。危険だと感じたらいつでも小屋に逃げて来い!」と言ってくれた。
感謝、感謝です。
農鳥小屋から間ノ岳方面 農鳥小屋から西農鳥岳方面
テントを張ってから水汲みにいってみる。往復20分くらい。下山日かいなってくらい
けっこう下まで降りると、冷たくておいしい水がじゃんじゃん流れてる水場に到着。
行きは良い良い、帰りは・・・、重い・・・・。
明日の行動分までの水汲みを終え、ビールを買いに行く。600円/350ml。
高いけど、やっぱ飲んじゃうね〜。たまらん!
午後はまったりテント生活。昼寝タイムです。ビール飲んでほろ酔いでうたた寝。
いいのか、自分。でもやめられないわ〜、縦走バンザイ\(^o^)/!!
テントから眺めた青空+白い雲 農鳥小屋の女便所
入り口には「めす」「おひめさま」と。
トイレの穴は大門沢のより更に拡大。
物だけじゃなく人間も落ちそう。
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