南アルプス中央部縦走'06
◆農鳥・間ノ岳・塩見・蝙蝠尾根◆
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◆◆ 4日目◆◆
8/15
: T.S
.04:40
〜蝙蝠尾根分岐
05:20
〜塩見岳
05:50/06:00〜
蝙蝠尾根分岐
06:20
〜
蝙蝠岳
08:05/08:10
〜徳右衛門岳
09:45/10:00〜
〜中部電力管理棟
11:50
〜
林道
12:30
〜二軒小屋
13:00
(泊)
(
行動時間 8h20 ※休憩込
)
今日は塩見岳をピストンして蝙蝠尾根をおりる長丁場。エアリアの
コースタイムでは10時間を越える。まずは蝙蝠尾根との分岐までの急登。
分岐からはサブザックで塩見岳を往復。
今日もどぴーかん+日の出が見られた 急登を終えると塩見ももうすぐ
三伏峠には3度行った事があるが塩見のピークを踏むのは初めてだ。
ドピーカンで、念願の山頂からはこれでもかってくらいの大展望が広がる。
富士山も大きいな〜。
念願の塩見岳のピーク
歩いてきた間ノ岳方面 これから歩く蝙蝠尾根
荒川岳方面
ピストン後は再び重いザックを背負って憧れの蝙蝠尾根に入る。
最初はちょっとした岩場を通るがあとは広々した尾根をゆるやかに下り、蝙蝠岳へ
再びゆるやかに登る。この稜線は本当に琴線にふれるキレイな尾根。
感動して鳥肌たちました。
最初は岩場ちっくな箇所を何度か通過 と、広すぎる尾根をテクテク下る
蝙蝠岳は奥のほう 歩いてきた広い斜面を振り返る
たおやかな尾根をゆるゆる登る
歩いてきた尾根を振り返る
左が塩見のピーク。真ん中が通過したゴツゴツ地帯。
右側が下ってきた広々尾根。
蝙蝠岳からは更に大きな富士山が見える。山頂を少し過ぎたところからは
太平洋と思しき海岸線が見える。南アルプスから海が見えるなんて!
本当にステキなコースだ。
山頂ももうすぐ 蝙蝠岳山頂〜〜。
この日をどれだけ
待ち望んできたことやら(ToT)
蝙蝠岳からの下りもゾクゾクするほどステキ。大きなダケカンバ?の木が
枝を大きく広げて登山道の真ん中に立っていた。まるで出迎えてくれている
みたいで思わず抱きついてしまった。こんな奇行も、人が少ないコースなら
ではです。
荒川岳方面 さらにたおやかな尾根は続く
富士山のほうへテクテク歩く 蝙蝠岳をふりかえる。
どかーんとでかく見える
奥が徳右衛門岳のほう 何度も振り返る蝙蝠岳
緑が段々濃くなる
思わず抱きついたダケカンバ(?) またまた振り返る
この日は塩見岳のピストンのあとは、途中で抜かした夫婦だけしか会い
ませんでした。このダケカンバを越すと二軒小屋まではひたすら樹林帯の
中の歩き。熊もいるらしいので、熊鈴を鳴らしまくる。突然、視界が開け、
巨大な中部電力管理棟が現れたので、林道が近いと思いきや、ここからが
急坂の本番。
倒木も増えて南アチックな森 徳右衛門岳の山頂
ソロテントが1張り設営できる
かどうかって広さ。
徳右衛門岳から二軒小屋方面に少し行ったところにある水場
看板は二軒小屋のほうからじゃないと見づらいので注意。
二軒小屋(登山小屋のほう)に張られていた徳右衛門岳の水場情報。
中部電力管理棟を過ぎると、ちょっと道が荒れ気味というか、無理やり斜面
につけられたような登山道になる。あー、ヒザが痛くなってきた・・・。
1人でヒマなので、「♪ヒザが笑うけれど〜〜〜、♪ちっとも笑いごとじゃ
ないのさ〜〜〜、おおおおっ!♪」と自作の歌を歌いつつ、急坂に泣きつつ、
ジグザグジグザグ ジグザグジグザグ・・・・て下ってやっとこさ林道に出た。
中部電力の管理棟 ドドーンとでかい。
脇につけられた鉄階段を下りる。
ハシゴがついたやせ尾根 林道に出た。ほっ。
最後は頼りないつり橋を渡る。
入山日にもつり橋を渡ったっけ。
ほんの数日前なのにとっても懐かしく思えた。
この日は午後から霧雨も降ったし疲れたので、登山小屋に素泊(他に同宿
者無し)。広い小屋に1人ぼっちでいると、二軒小屋ロッジのかたが「余った
から」と豪華な弁当をおすそわけしてくれた。感涙!
明日はいよいよ下山日。伝付峠を越えようか、さわら島まで歩いて行って東海
フォレストのバスに乗るか迷う。。。
ゴージャスな二軒小屋 小屋のかたにいただいた弁当
ここに泊まると1万数千円。 わーいわーい!
高いけど、二軒小屋から東海フォレストの
バスに乗るにはここに泊まらないといけない。
私は別の建物(素泊の登山小屋)泊。
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