◆◆ 3日目◆◆
8/14: T.S04:40〜間ノ岳06:00/06:15〜三峰岳06:45/06:50〜熊ノ平小屋07:55/08:05〜
北荒川岳10:30/10:55〜北荒川岳テン場跡11:05〜雪投沢11:30(幕)
(行動時間 6h50 ※休憩込)
日の出間際に出発。朝日に照らされる間ノ岳をじりじり登る。
夜明けは近い 日の出だ!
富士山シルエット 間ノ岳へとじりじり登る
北岳が見えてきた 間ノ岳に到着!
いつものお団子看板
塩見方面への尾根 大きな北岳
右奥に塩見。
間ノ岳の山頂につくと反対側の北岳山荘から登ってくる登山客が
うじゃうじゃしてたので早めに三峰岳へ出発。
三峰岳も今回踏みたいピークの1つだった。間ノ岳から塩見岳へと
続く縦走路の途中に位置するこのピークに対して思い入れを持つ人
なんていないだろうな〜。
マイナー三峰岳もこうしてみると 立派なケルンが立っていた
立派に見える
三峰岳のピークの前後はゴツゴツした岩場。早くゆったり歩ける広い尾根に
出ないかなあと思いながら歩く。ちょうど、熊ノ平からのパーティーと狭い岩場
ですれ違ったりする。お互いに今日はどこまで歩くのか尋ねながらすれ違う
のは面白い。そんな中、「今日は白峰南嶺に入る」っていうおじさん2人組に
出会った。「白峰南嶺」。憧れの縦走路だ。おじさんたちがとってもうらやまし
かった。
岩場から広い尾根に入り、どんどん緑が増えてくる。途中、お花畑もたく
さん通り抜け熊ノ平小屋に到着。
熊ノ平小屋に近づいてきた お花畑
青空がまぶしい〜〜 緑に囲まれた熊ノ平小屋
緑豊かな熊ノ平小屋でゆったり休憩。水も豊富だしそこらじゅう花だらけの
癒し系のテン場だ。ここからは樹林帯が続き退屈ながらもアップダウンが
少なく距離がかせげる。
だらだらの尾根歩き 途中、安倍荒倉岳へより道
(といっても縦走路のすぐ脇)
長い樹林歩きの合間に
昨日歩いた農鳥岳が望めた
北荒川岳から再び樹林が切れ、ガスがかかり始めた塩見岳が
正面に大きく見える。ここで仙塩尾根を仙丈ヶ岳までぬけると言ってた
単独のおじさんに写真を撮ってもらった。このピークでは朝、三伏や塩見
小屋を出てきたという単独の人たちとちょうどすれちがう地点となった。
北荒川岳で証拠写真 右奥に塩見岳が近づいてきた
中央部のピークを越えると今日のテン場
北荒川岳から稜線から一段下がる形で北荒川の旧幕営地のわきを通る。
ここもお花畑がとっても奇麗。
北荒川の旧幕営地付近 お花畑の一本道
今日のテン場はもう少し
ここらへんで初日にバスで一緒だったお姉さん達に
遭遇。私と逆ルートを歩いてきたんだとか。
蝙蝠尾根を登った彼女ら。ブラボー!
お花畑が広がる北荒川の旧幕営地を通るとわりとすぐに雪投沢に到着。
まだ昼頃だからかテン トを張っている人はいない。雪投沢がわにおりると、
テント数張のスペースがあるが、踏み跡を更にたどると樹林帯の中にも
テン場がある。ただし、いずれも数年前から指定地からはずれているので
インパクトを残さないように注意。
樹林の中のテン場は蝿がすごすぎる。最初テントを張ろうとしたスペース
はやけに蝿が多いと思ったら、すぐ脇にウ○コが。
もっと考えた場所でやってくれればいいのに。とんでもない横着物だ(`へ´)。
雷も心配だったので、蝿が多いけど、まあいいやと林の中にテントを張り、
水汲みがてら散歩に行く。
で、戻ってきたらテントが大変なことに・・・。テントにビッシリと蝿がとまっている
ではないか!!!それも尋常な数じゃないぞ!! ( ̄□ ̄;)!!
手を近づけると、バッ!!と蝿の真っ黒なかたまり(群れ)がいっせいに
飛び立つ姿はかなり気持ち悪く、気の弱い人なら気絶必至!!(大汗)
水場は踏み跡をたどり、樹林の中のテン場をすりぬけ、 涸れ沢を少し下った
ところの沢。往復20分くらい。テン場が上にあるので、衛生面は微妙。
※テン場といっても指定地じゃありません。
私みたいな確信犯を助長する情報は
載せるべきじゃないんでしょうね・・・。
雪投沢への折口には赤テープがあった ハイ松の中のスペースはこんな感じ
ふみ跡をたどっていくと樹林の中の
スペースもある
樹林の中のスペースから踏み跡に
導かれ沢に下りたところで水をくんだ。
今日も夕立が無かった。浅草寺の雷除けのお守りのご利益は確かだ!
明日はいよいよ「塩見〜蝙蝠尾根〜二軒小屋」の長丁場だ。
つぎの日へ
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