◆◆ 3日目◆◆
餓鬼岳テン場05:55〜剣ズリ〜2508ピーク08:25〜東沢岳(直下)09:20/09:45〜
東沢乗越10:10〜西大ホラ沢出合11:35〜吊橋13:35〜中房温泉14:00
昨夜、雨がぱらつき今日の行程が気になるものの、23時過ぎに目覚めると
星が奇麗に見える。
朝、起きてテントから顔を出すと、ご来光が期待できそうなので山頂に行ってみる。
こういう風景見ると、「宇宙」を感じる 八ヶ岳、南ア、富士山も見えました
出たーっ!! 月と槍ヶ岳。
写真にするとどっちもちっちゃいけど、
肉眼で見たときは感動しました
槍や稜線もピンクに染まる
餓鬼岳山頂標識 山頂から唐沢岳を望む
餓鬼岳山頂でご来光を眺めた後、出発。
今日はケンズリを越え、東沢乗越から中房温泉に降りる。東沢乗越までは豪快
な岩稜帯が続く。アップダウンも多く、鎖やハシゴも連続する。
燕からこっちに来る場合、ぐーんと下った後、ぐーんと登ることになり、更には
最後の最後で岩場のアップダウンが続くので、きつそうだ。
こっちから燕に向かうほうがまだいいのかな?
ケンズリ周辺は展望も良く、写真を撮ったりしてなかなか進まない。
餓鬼〜唐沢周辺は、南アや奥秩父を思わせるようなしっとりした素敵な森が
あったり、北アルプスらしいダイナミックな岩場があったり、変化に富んだ
面白い山だ。
餓鬼岳方面を振り返る これから進むケンズリ方面
岩場をてくてく 遠めにハシゴがいくつか見える
裏銀座方面(右側に野口五郎岳が見える)
「一人ずつ」と書かれた岩の先には・・・・ハシゴが待っていました。
ケンズリ方面を振り返る 高瀬ダムも見えてきた
東沢岳方面をのぞむ あのとんがりは左をまいた
緑が奇麗。こういう稜線は大好き 天気も良く気持ちよい
岩をよじ登る女性パーティー 東沢岳直下(ピークは巻きました)
(私達と逆コースを歩いてます)
※私達はこの岩を下りました
東沢岳から乗越まで下ります 静かな東沢乗越
ここで大休止。
静かな東沢乗越からは、西大ホラ沢出合まで一気に下る。この連休前に餓鬼岳
小屋にルート状況の問い合わせをした時に「3連休前には責任をもって登山道
整備しますから」と言ってくれただけあって東沢乗越からのルートは駆り払いもペンキ
マークもバッチリで、とても歩きやすかった。感謝感謝。
沢沿いの道に出てからも、高巻いたり、渡渉を繰り返したりで簡単に下山を
許してくれない。腰痛持ちのトクさんがびっこをひくようになってようやく
中房温泉の建物の裏手に出た。
沢に出るまではじぐざぐの急坂 何度目かの渡渉地点。
ここだけワイヤーがはってあった
(他はペンキマークだけ)
ここまでくればあとひと頑張り。 やっと中房温泉に着きました
白沢ルートよりは歩きやすかったです
けど、なんだかんだくたびれました(^。^;)
中房温泉は数年前から様子が一変し、バス停近くに日帰り入浴施設が
出来ていた。
中房温泉からはジャンボタクシーに相乗りし(9,100円ちょい/台)、穂高駅へ移動。
相乗りをしきってくれた女性が、とても親切なかたで助かりましたm(__)m
穂高駅〜松本駅まで電車で移動し、
松本で念願の焼肉+生ビールで打ち上げし、解散と相成りました。
(おまけ)
トクさんおごりの打ち上げで、普段食べ慣れない牛肉を猛烈一気食いをし、
ビールをがぶがぶ飲んだおかげで、西日本へ帰るトクさん+山ちゃんを見送り、
1人になったあと、松本駅のトイレでうずくまることになったのでした・・・。
苦しかった・・・。しくしく。
松本駅近くの「小波」
量もたくさん。味も良し。
また来ます!
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