◆◆ 1日目◆◆
信濃大町=タクシー=白沢登山口06:10〜最終水場08:50〜大凪山11:20/12:20(大休止)〜
百曲り13:50〜餓鬼岳小屋15:10
目が覚めると松本だった。空はまだ雲に覆われていたけど、雨は降っていないよう。
信濃大町駅に着くと、トクさんとやまちゃんがタクシーで迎えにきてくれていた。
2人は信濃大町で前泊。んが、昨夜飲みすぎて寝不足だそうな。聞けば睡眠時間
は夜行できた私と変わらない。前泊の意味ないやんけ(^_^;)。
コンビニに寄った後、白沢の登山口へタクシーで向かう。無口なタクシーの
運ちゃんだったけど、ティッシュをくれた。1つだけ受け取ると、「1コなんていわず、
2つ3つ持っていきなさい」とな。というわけで3つもらいましたよ。ありがとう〜。
(去年、飯豊に行くときも同じようなことがあったっけ♪)
今回もらったティッシュ かわいい
白沢登山口は簡易トイレがあるだけ。登山道が沢沿いについているので、
水は道中で補給しても良いでしょう。
ここで共同装備を振り分ける。私にはテントと焼酎一升が渡される(紙パックだけど)。
ぬわにーっ。今回は腰痛もち2人がいるから軽量化を図るってことで、食事もレトルト
にして、テントは山ちゃんが持ってくれるってことじゃなかったっけ???( ̄□ ̄;)
まあ、テントは私が普段使ってる2人用よりも軽いからいいか。
「お手柔らかにね」とトップを歩く山ちゃんに亀足ペースにしてもらうようお願いして出発。
初っ端から橋を渡り入山。白沢沿いについたコースは、時折高巻くように登山道を
離れたり、沢床近くに下りてきたりする。濡れた梯子や桟道を歩くので滑らないよう
に気を遣う。途中の梯子状の橋で、トクさんがツルリンと滑ったのを目の当たりにし、
すっかりビビッてしまった私は、四つんばいになりながら橋を渡る。もはやカッコなん
か気にしていられない!!(大汗)
早速橋を渡って入山 道中、トクさんが滑った橋
結構川から高さがあるし、
ななめになっていて怖い(汗)
安心して歩ける尾根道が恋しい〜〜
「最終水場」の標識を過ぎ、尾根に上がる。急登の連続で息は上がるが、
高度感たっぷりのツルツル桟道を歩くよりはましだ。
最終水場で一休み そこからは尾根に取り付き
急坂が続く
大凪山をすぎたところで、昼食。
トクさんの水がもれ、シュラフがビジョビジョになっているのに気づく。ガーン!( ̄□ ̄;)
酒とか灯油じゃなくて良かったね。前に液体カルピスが漏れたことがあったが、
あれも悲惨だった。
山頂というより通過点という トクさんのシュラフがびしょびしょに
雰囲気だった。
ここは狭いので少し行った所で休憩
餓鬼岳はテン場が狭いので、山ちゃんに先行してもらい、私とトクさんでのんびり
進む。針葉樹の森は涼しく快適。百曲りのじぐざぐの登路はやがてダケカンバの
気持ち良い森に変わり、「小屋まであと10分」の看板が立つところで稜線に出る。
トクさんは足が出なくなり、最後の休憩。餓鬼岳直下を巻くようにしながらやっと
餓鬼岳小屋に飛びだした。
涼しい針葉樹の森 雪渓に書かれていた、先行してもらった
山ちゃんからのメッセージ
「ヤッホー徳さん」を発見
元気をもらった♪
もりもりしたダケカンバetc.の木が大好き あと10分だけど、休憩。
あと少しなんだけど
なかなかコタえる。
渋い小屋から縦走路を少し燕岳がわに行ったところにテン場がある。
トイレは小屋わきにあるものを使い、水は小屋で200円/リットルで買う。
餓鬼小屋はトクさんが学生時代に3年間小屋番を務めた思い出の場所だ。
テントの中で、小屋番時代のトクさんが、山頂でお客さんと一緒に写真を
撮ったセピア色の写真を見せてもらう。
今では頭のてっぺんにちょこっと髪の毛があるだけのトクさんも、この頃は
長髪でヒゲまではやしヒッピー風だ。時は流れていったのに、後ろに写って
いる山は何も変わっていないのが嬉しかった。
7
餓鬼岳の小屋(後ろは餓鬼岳) 屋外のトイレだけど、土足厳禁
おかげでとても奇麗です。
燕岳方面への縦走路を少しいったところ 普段は窪地?のテン場しか張れません。
にあるテン場。5〜6張で満員御礼 この日はテン場が満杯だったので
稜線上に張るのも黙認してくれたようです。
酒盛り中のテント内。ウコンの力に頼る私・・・。
〜今日見たお花いろいろ〜
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