JOファミリー ハワイへ行く!

2001年9月

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〜カウアイ島・マウイ島〜

緑豊かなカウアイ島

ハワイのイメージカラーはというと、何色を思い出すだろうか。私はといえば、「青」だった。青い海、青い空。どうしてもハワイはビーチのイメージが切り離せずにいたが、カウアイ島では、目に優しいに覆われた「シダの洞窟」をはじめ、ここが島ということをしばし忘れてしまうような風景がそこらじゅうに広がっていた。

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カウアイ島観光


空港では、アベさんという女性の現地ガイドが迎えてくれた。一日でホノルル
から「カウアイ島」「マウイ島」の2つを日帰り観光するハードなスケジュール
だったので、カウアイ島では、有名な「シダの洞窟」を観光するのがやっと
だった。

「カウアイ島で一番高い建物は4階だてなんですよ」とアベさんが紹介するだけ
あって、さえぎる物のない風景に浸ることなく、空港から割合すぐにワイルア川
の河口に到着。ここから、シダの洞窟まで観光船で川を上っていく。


【ワイルア川と遊覧船】

観光船の中では、ミニバンドの演奏と、はにかんだ笑顔が可愛い女の子
のフラで、ゆったりしたクルーズ気分が楽しめる。


【シダの洞窟】

2年前のハリケーンで、うっそうと茂った木々がたくさん倒されたため、
洞窟にも日の光がさすようになり、以前よりシダが枯れてしまった
とのことだった。神秘的な雰囲気でなくなってしまったら観光地として
なりたたなくなるのではないかと、少し心配してしまった。

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マウイ島観光


マウイ島では、まず向かったのは、「イオア渓谷」。200万年前に誕生した
火山が、長年にわたる雨水の侵食によって、奇妙な風景を作り出したとか。

イオア・ニードル」はその名(needle)の通り、とんがっているが(写真参照)
その形から、新婚さんが子宝祈願するのが流行っているとか。。。(^^;


【奇岩:イオア・ニードル】

イオア渓谷に行った後、サトウキビ列車に乗るためにラハイナの町
向かいました。ラハイナは芸術家たちが集まる町で知られていて、
町のいたるところに小さな画廊があります。


【バニヤンの大樹】

ラハイナの中心地にあるバニヤンの大樹(上の写真)の下には
ところ狭しと自分たちの作品を広げた芸術家が露店を出していま
した。まるで、パリのモンマルトルの丘のようです。モンマルトルの
丘でいうゴッホのように、このバニヤンの大樹の下にいる画家の
卵からも、有名な芸術家が誕生するかもしれませんね。

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ハワイにかかる虹の橋


明るい海辺の町・ラハイナは、結構気に入ったので去りがたかったが、
サトウキビ列車の発車時刻も迫っていたので、ツアーは駅へと出発し 
ました。駅には観光バスがズラリ。マウイ島観光コースには、サトウキビ
列車はどうやらはずせないようです。



30分足らずの短い汽車旅ですが、右手に赤茶けた畑、左手にキラキラ
光る青い海、そして時折広がる目に優しいグリーンのゴルフ場と
くるくる景色は変わります。車掌兼ガイドの男性が、ウクレレ片手に
陽気な歌を聞かせてくれます。

ウクレレのゆったりしたBGMに耳を傾けつつ遠くを見ると、なんと虹が
かかっているではありませんか。車内からは歓声がわっと上がります。



私が島旅が好きである理由の一つに、「時間がゆっくり流れるから」
というのがあるのだけれど、ここマウイ島もそれに違わず、ゆっくりと
そして穏やかな時間が流れてくれるのでした。
 

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