5/5 泊地05:15〜越後沢山07:20〜本谷山08:40〜下津川山13:20/14:00〜小沢岳15:00〜三バンテ山手前(幕)16:30
朝焼けの中、出発。空気が湿ってるような空模様。やっぱり天気は下り坂っぽい。
それでもまだ展望はかなりきき、テン場から稜線にあがると、平ヶ岳がどど〜んと
目の前に広がっていた。そこから大水上山までの稜線に目が行ってしまう。
いつかは、あの稜線を歩いて、越後の山と尾瀬の山を結びたいな〜。
↑
(この願いは4年後叶うことになります)
天気は徐々に下り坂のため、できるだけ今日の行程を稼ぎたいところですが、昨日のKUMAさんの
調子を考えると不安もあります。今日は藪漕ぎも出てくるし、体力的に厳しければ引き返すことも
念頭に置きつつ出発します。
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越後沢山までは広い稜線。藪も出てるけれど、上手い具合に雪を拾って歩けた。
越後沢山までは割りと順調。急登をステップきりながら歩いて、越後沢山到着。
ここから、藪が出ている箇所が徐々に増え、下津川山までは、笹の藪こぎを幾度と
なく強いられる。
広い尾根を越後沢山へ向かいます 越後沢山到着(07:20)
奥に三角錐のような中ノ岳が見えます。
本谷山からの眺め
昼までには余裕で下津川山に到着できるつもりでいたのに、笹の海を泳ぐように
急斜面を登っていかなくてはいけないうちに、またまたお疲れモードに変身。
KUMAさんは食欲もないようで、行動食にも手を付けられずにいる。
物を食べられないとパワーも出ない。パワーも出ないと食欲もさらに減退・・・
っていう悪循環の中に入り込んでしまったのかも。
下津川山では、KUMAさんはお湯をわかしてくず湯を飲んでいた。食欲はないけれど、
くず湯ならのどを通るらしい。病人ですな・・・。
私?私のほうは食欲バッチリでした。ハイ。
やぶ
やぶやぶ
やぶやぶやぶ
やぶやぶやぶやぶ
下津川山もだいぶ近づいた
13時を回ってからやっと到着。40分の大休止 次のピーク小沢岳も近いような遠いような
まだまだ先は長いねぇ〜〜
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下津川山から小沢岳までは、いったん、鞍部まで下ってから登り返す。その鞍部
までの道が、またえらいこっちゃ。やせ尾根に松やら潅木類やらが、わっしゃわっしゃ
生えて、まるで空中庭園。そこをかきわけたり、ぶらさがったりしながら、小沢岳へと
ジリジリ近づく。鞍部からは、雪の斜面をひたすら、じわじわと登っていく。
藪につかまりながらジリジリ小沢岳を目指す 目の前なのになかなか近づかない
やっと小沢岳に到着。 小沢岳南側。
歩いてきた稜線を振り返る ここまで来ると急に群馬県側の展望も得られるように
中央奥にうっすら平ヶ岳が見えている
巻機山も近づいてきた
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小沢岳を登ると、今度は群馬県側の展望が開けるようになる。巻機山もいっきに
近づいた気がする。こうやって、景色がどんどん変わっていくのも、縦走ならではの
面白さだ。この日は、三バンテ山手前に風をよけるように幕営。
三バンテ山まで偵察に行くと、その先の三つ石山の山頂にテントを1張発見。
今日は数人の人たちとすれ違ったけど同じ方面に行くパーティーは初めて見た。
小沢岳を越え、今日の幕営地へ距離を伸ばす
天気が持つのも今日までなので、できるだけ先まで進めたい
三バンテ山の手前に幕営テントを張ってから偵察兼ねて、
三バンテ山に登ってみると、三ツ石山(右手前の台形の山)に
テントを発見。 牛ヶ岳ものびのびして美しい。
朝日〜巻機山の稜線を見つめる。
一昨年のGWはあの稜線を歩いたんだ。
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