南アルプス縦走

2001年夏・ポレポレ縦走7日間

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== 第1日目 ==

8/2 新宿発急行アルプス号23:50発==(車中泊)=
8/3 =辰野=伊那大島06:37/06:45=塩川07:53/08:15−水場10:15/10:25−豊口山ルートとの分岐12:50−三伏峠13:05/13:15−三伏小屋13:40
●急行アルプスでいざ出発
   
学生時代、夏合宿で同じコースを歩くはずだった。入山3日目。アクシデントが
    あり、残念ながら途中で下山。それからずっと気になっていたこの縦走路を
    7年ぶりにようやく訪れることができた。

    久しぶりに乗る急行アルプス。暑いホームはいつものように活気がある。
    重いザックを背負っての縦走はやっぱり緊張する。サークルの後輩達
    や、海の日に甲斐駒に一緒に行った方々も同じ列車で夏山に出発す
    るということで、馴染みのある顔に会えたのも嬉しく、気持ちが少し和んだ。

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●暑さと重さでクラクラ。こんなんで大丈夫!?
   
辰野で急行アルプスを降り、ここからは一人。始発の飯田線で伊那大島へ
    向かう。懐かしの伊那大島、そして塩川土場。今度こそ、静岡側へ下山
    するんだ!そう思うものの、1週間分のテント泊装備が詰まったザックは
    ズシリと重くペースが上がらない。登り始めたのが8時をまわっていたこと
    もあり、樹林の中は気温も高く、汗がダラダラ、ペースもダラダラ。
      あー、こんなんであと7日間も歩けるのかしら・・・・。

    そんな時、神戸から来たというのおじさん二人に出会った。彼らは「調子が
    上がらないので薬を飲んでいたんだ」と言う。「やー、キリン製薬さんとアサ
    ヒ製薬さんの薬は良く効くんだよねー」。あ〜、要は酒盛りしてたのね(^^;。
    ここからは、この陽気なおじさん達にひっぱられ、良いペースで三伏峠ま
    で行くことができた。おじさん達ありがとう!

  P8030005-v90.jpg (4392 バイト)
[ 塩川 ]        [三伏峠]

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●初日から雷の洗礼
   
今日は三伏峠小屋でなく、三伏小屋前のテン場に泊まることにする。ここは
    甲斐駒に一緒に行ったMさんオススメのところ。三伏峠からだいぶ下るこ
    ともあるので、本来は三伏峠に幕営したほうが無難。
    
    水と花が豊富なテン場で、すごい山女に出会いました。短大2年生ハタチ
    の彼女は「今日で入山8日目です」と可愛らしい声で言います(^^;。出発
    も足も早い彼女とは、行動中に顔をあわせることはなかったものの、この
    先、1週間お付き合いすることになります。他にも、毎日顔をあわせるメ
    ンバーが数名できました。

    19時もまわった頃、テントの外で何かが光った。最初はカメラのフラッシュか
    なあと呑気に構えていたら「バリバリ、ドシ〜〜〜〜ン」の音。ありゃあ、雷
    かあ・・・。最初は恐くてブルブル震えてたものの、眠気には勝てずに爆音
    の中熟睡・・・。次に目が覚めた21時半には、すっかり雨が上がっていた。

 

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